日々を彩る、お菓子のひととき。

コンフィチュール

日々を彩る、とっておきの甘さ。Le Magnolierからお届けする、幸せのコンフィチュール

春の陽気に誘われるように、今年もまた、あの宝石のような赤い実が私たちの元へやってきました。お世話になっている地元のフルーツ屋さんから届いたのは、太陽をたっぷり浴びて完熟した、とちおとめ。箱を開けた瞬間、あたり一面に広がる甘く芳醇な香りは、まさに春の息吹そのものです。

この素晴らしい苺の恵みを、ぎゅっと閉じ込めたコンフィチュールを作るのは、私たちにとってこの時期の恒例であり、何よりも心躍る瞬間です。丁寧にヘタを取り、傷つかないよう優しく洗い上げた苺たちは、まるで小さなルビーのよう。その美しい赤色と、ずっしりとした重みに、今年もまた美味しいコンフィチュールができる予感が膨らみます。

鍋の中でゆっくりと煮詰められていく苺たち。熱を加えるごとに、あのフレッシュな香りはさらに深みを増し、甘美な蜜のような香りに変化していきます。それはまるで、魔法がかかっているかのよう。お店の中はもちろん、ふと開けた窓から、甘い香りがひばりヶ丘の街を優しく包み込むのです。この香りを嗅ぐたびに、「ああ、今年も春が来たんだな」と感じ、じんわりと幸せな気持ちで満たされます。

Le Magnolierのコンフィチュールの特徴は、なんといってもその贅沢な果肉感。完熟した苺の美味しさをそのまま味わっていただきたいから、形をあえて残し、ごろっとした食べ応えのあるコンフィチュールに仕上げています。口に入れた瞬間に広がる、とろけるような甘さと、ほんのりとした酸味の絶妙なバランス。そして、噛むたびに溢れ出す、ジューシーな果肉感は、まさに至福のひとときです。

おすすめの食べ方は、シンプルにトーストにたっぷりと塗っていただくこと。サクサクとしたトーストと、甘酸っぱいコンフィチュールの組み合わせは、朝の食卓をぱっと明るく彩ってくれます。ヨーグルトに添えれば、いつもの朝食がちょっと贅沢なデザートに早変わり。午後のティータイムには、スコーンパンケーキに添えて、優雅な時間を過ごすのも素敵ですね。

私たちのコンフィチュールが、あなたの日常に小さな幸せを運んでくれることを願っています。一日の始まりに、午後の休憩に、そして頑張った自分へのご褒美に。完熟苺のコンフィチュールが、あなたの心にそっと寄り添い、優しい甘さで満たしてくれるはずです。

Le Magnolierのコンフィチュールは、ひばりヶ丘の店舗で、そしてオンラインストアでもお求めいただけます。ぜひ一度、この特別な味わいを試してみてください。きっと、忘れかけていた小さな幸せを、再発見できるはずです。

皆様の毎日が、甘く豊かなものでありますように。

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Le Magnolier(ル マグノリア)

国内屈指のフレンチレストラン「オテル・ド・ミクニ」で基礎を固めた後、フランスへ渡り、ミシュラン三ツ星レストラン「ル・プティニース」で最先端のフレンチを学びました。その後、伝統的なフランス菓子の名店「シェ・ギエ」で研鑽を積み、フランス菓子の奥深さを知りました。帰国後、埼玉県川口市の「シャンドワゾー」でスーシェフとして経験を積み、2018年に独立。西東京市ひばりが丘に、フレンチとパティスリーの技術を融合させた自分のお店「ル マグノリア」をオープンいたしました。

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